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「幸甚」の意味と使い方や例文!「幸甚に存じます」とは?(類義語)

【二字熟語】
幸甚

【読み方】
こうじん

【意味】
何よりのしあわせ。多く、手紙に持ちいる。

【語源・由来】
「甚」は「はなはだ。はなはだしい。いたく。度をこえている。」

【類義語】
幸い、光栄、忝い、ありがたい、感謝

「幸甚に存じます」とは?

幸甚」は「幸甚に存じます」という使い方でよくみかけます。

幸甚に存じます」の「存じます」は「思う」の丁重語です。相手(=聞き手・読み手)に対する改まった気持ちを表します。

幸甚に存じます」は「この上なく幸せに思う」という意味です。

幸甚に存じます」は、普段の会話や親しい間柄の人との間で使うことはなく、ビジネスの場面やメールで目上の人に使われます。

親しい人には「ありがとうございます」が適切です。

幸甚に存じます」は目上の人に対して、感謝の気持ちを伝えるとき、依頼・自分の要望を伝えるとき、贈り物をするときに使われます。

幸甚(こうじん)の使い方

健太
ともこちゃん。あの店のサービス券があるんだ。今から行かない?
ともこ
健太くんはお得意様なの?
健太
父さんの会社と取引があるみたいで、先日、心ばかりのお礼ですが弊社のサービス券をお送りいたしますので、お受け取りいただければ幸甚に存じますっていう丁寧な手紙を添えて送られてきたんだよ。
ともこ
へえ。丁寧で好印象ね。どんなお店か行ってみましょう。

幸甚(こうじん)の例文

  1. お返事いただければ幸甚です。
  2. お引き受けいただければ幸甚に存じます。
  3. おいでいただければ幸甚に存じます。
  4. 承知してくだされば幸甚です。
  5. ご教示をいただければ幸甚です。