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「祝賀」の意味と使い方や例文!「祝宴」「祝福」「慶賀」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
祝賀

【読み方】
しゅくが

【意味】
めでたいこととして喜び祝うこと。

【語源・由来】
「祝」は「いわう。いわい。」
「賀」は「喜びの言葉を述べて祝う。祝い。」

【類義語】
祝い

【対義語】
弔悼、哀悼

祝賀(しゅくが)の使い方

ともこ
あのチームが優勝したお祝いに、祝賀パレードが行われるんですって。
健太
へえ。選手がオープンカーに乗って手を振るやつね。
ともこ
選手を間近で見ることができるわよ。
健太
たくさんのファンが集まるんだろうね。

祝賀(しゅくが)の例文

  1. 勝利を祝賀する。
  2. 祝賀メッセージを送る。
  3. 創立100周年の祝賀会を開く。
  4. 町は祝賀ムードに包まれている。
  5. 祝賀演奏会で演奏することになっている。

「祝賀」と「祝宴」「祝福」「慶賀」の違いは?

祝賀」に似ている語に「祝宴(しゅくえん)」「祝福(しゅくふく)「慶賀(けいが)」があります。

「祝賀」と「祝宴」の違いは?

祝宴」は、「祝いの宴会。賀宴。」という意味です。

祝宴」は、宴を開いて祝うことをいいます。

対して「祝賀」は、単に祝って喜ぶことをいうので意味が違います。

「祝賀」と「祝福」の違いは?

祝福」は
①幸福を喜び祝うこと。また、幸福を祈ること。
②キリスト教で、神の恵みが与えられること。また、神から与えられる恵み。

という意味です。

祝賀」は、めでたいことを喜び祝うことをいいます。

対して「祝福」は、幸福を喜び祝うことをいうので、喜び祝う対象が違います。

また、「祝福」には、キリスト教の神の恵みという意味が含まれる点も「祝賀」と違います。

「祝賀」と「慶賀」の違いは?

慶賀」は、
①喜び祝うこと。祝賀。
②任官・叙位された者が、お礼を申し上げること。拝賀。奏慶。よろこびもうし。

という意味です。

慶賀」も「祝賀」も、喜び祝うことをいいます。

しかし、「慶賀」に、「任官・叙位された者が、お礼を申し上げること。拝賀。奏慶。よろこびもうし。」という意味が含まれる点が違います。