【二字熟語】
口実
【読み方】
こうじつ
【意味】
①言い逃れや言いがかりの材料。また、その言葉。
②日ごろよく口にする言葉。言いぐさ。
【語源・由来】
もと、口にするかての意。口すぎのもと。
【類義語】
名目
口実(こうじつ)の使い方
健太くん。お腹の調子は良くなった?
腹痛を口実に休んだだけで、本当は元気だよ。
噓をついてさぼるなんて、やってはいけないことよ。
給食のカレーが嫌いだから、カレーの日は口実を作って休むんだよ。
口実(こうじつ)の例文
- 論敵に攻撃の口実を与えてしまったのはミスだった。
- 物価高を口実に値上げする便乗値上げが増えました。
- 隣国に政治介入の口実を与えてはいけない。
- それは単なる口実にすぎない、彼はともこちゃんに会いたかっただけだ。
- 参加を断る口実を探したが、何も思いつかなかった。
「会う口実」とは?
「口実」は、「会う口実(あうこうじつ)」という表現で使うことがあります。
「会う口実」とは、会うための偽りの理由という意味です。
【例文】
- 会う口実を探して、恋のチャンスを増やす。
- 会う口実が無い時は、作ってでも会う。
- 彼が好きなランニングを好きだと嘘をつき、一緒に走る約束をして会う口実にした。