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「好奇」の意味と使い方や例文!「好奇の眼差し」とは?(類義語・対義語)

好奇の読み方・意味とは?(類義語・対義語)

意味

【二字熟語】
好奇

【読み方】
こうき

【意味】
珍しいことや未知のことに対して強く興味をもつこと。また、そのさま。

二字熟語の博士
「好奇」というのはね、珍しいことやまだ知らないことに対して、とても強い興味を抱くことや、その様子のことを言うんだよ。

人が新しくて未知のものに惹かれる、その感情の表れを指しているんだ。

助手ねこ
なるほどなぁ、つまり「珍しいもんや分からんことに、むっちゃ興味を持つ」ってことやな。未知の世界に足を踏み入れるようなワクワク感やね。

この気持ちがあるから、人は新しい発見をしたり、学びを深めたりするんやな。めっちゃ大事な心の動きやね、これは。

【語源・由来】
「好」は「よい。このましい。」
「奇」は「普通とは違っている。珍しい。」

【類義語】
好奇心、興味、関心

【対義語】
警戒

好奇(こうき)の解説

カンタン!解説
解説

「好奇」という言葉はね、珍しいことやまだ知らないことに対して、とても強い興味や関心を持つことを意味しているんだよ。また、そのように興味を持つ様子のことも指すんだ。

たとえばね、「好奇心」っていうのは、新しいことや知らないことに対して、学びたいとか、探求したいとか、そういう気持ちが強い状態を言うんだ。学校で新しいことを習うときや、初めての場所に行ったときに感じる、わくわくするような気持ち、それが「好奇心」なんだよ。

また、「好奇の的」という表現は、多くの人が興味や注意を向ける対象や人を指しているよ。例えば、新しいクラスメートや変わった趣味を持っている人、珍しい出来事などが「好奇の的」になることがあるよ。これらはみんなが「何これ?もっと知りたい!」と思うような、注目の中心になるんだ。

だから、「好奇」という言葉は、新しいものや知らないことに対して、興味を持ってもっと知りたいと思う気持ちや、様子を表しているんだね。

好奇(こうき)の使い方

健太
うわあ。なんだか好奇の眼差しを向けられているよ。
ともこ
この国では黒髪に黒い目は珍しいのよ。
健太
テレビでアジアの人間を見たことが無いのかな。
ともこ
テレビが無いから、今日初めて見るっていう人が多いんじゃないかしら。

好奇(こうき)の例文

例文
  1. ともこちゃんは好奇心が強いので、分かるまで追求する。
  2. これ以上好奇の目で見られることに耐えられない。
  3. 彼は好奇心旺盛で、世界中を旅してまわっている。
  4. 王族に生まれた瞬間から好奇の眼差しを向けられる日々が始まる。
  5. 好奇心から心霊スポットに訪れたのだが、すぐに後悔することになった。

好奇の文学作品などの用例

  1. ・・・民だった僕にだれも皆好奇心を持っていましたから、毎日血圧を調べて・・・ 芥川竜之介河童

  2. ・・・像に伴うのは、多少の好奇心ばかりだった。どう云う夫婦喧嘩をするの・・・ 芥川竜之介奇怪な再会

  3. ・・・父の一面を見るという好奇心も動かないではなかった。けれどもこれか・・・ 有島武郎親子

「好奇の眼差し」とは?

好奇」は、「好奇の眼差し(こうきのまなざし)」という表現で使われることがあります。

好奇の眼差し」の「眼差し」とは、「目つき。目の表情。視線。」という意味です。

好奇の眼差し」とは、珍しいものを見るような目つきや視線のことをいいます。

二字熟語の博士
「好奇の眼差し」という表現は、新しいものや珍しいものを見る時に示す、興味や関心が溢れるような目つきや視線のことを言うんだ。

この眼差しは、見ているものに対して学びたい、知りたいという気持ちが強く現れている状態を指すんだよ。

助手ねこ
おお、それやったら、「好奇の眼差し」っていうのは、なんか新しいおもちゃや、見たことない動物を見つけたときみたいに、「おっ、なんやこれ?」って目をキラキラさせて見るあの感じやね。

まるで宝探しをしてる冒険家みたいに、わくわくして、もっと知りたいって思うような目やな。なんか楽しそうでいいね~。

【例文】

  1. 未成年加害者は匿名なのに、被害者は名が晒されることが多く、大衆から同情と好奇の眼差しを向けられる。
  2. 健太くんが急に大声で歌い始め、周囲の人から好奇の眼差しを向けられた。
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