【二字熟語】
高説
【読み方】
こうせつ
【意味】
①すぐれた説。
②他人の説の尊敬語。
【語源・由来】
「高」は「相手に対する敬意を表す語。」
【類義語】
卓見、卓説
「ご高説を承る」とは？
「高説」は、「ご高説を承る」という表現で使われることがあります。
「ご高説を承る」の「承る」は、ここでは謹んで聞く、拝聴するという意味です。なので「ご高説を承る」は「ある人の説を拝聴する」という意味です。
主に、ビジネスの場面で、目上の人に対して「意見をありがたく聞く」という時に使われます。
「高説」は相手を心酔するという意味を含むため、軽々しく使うと相手を小馬鹿にしたような皮肉なニュアンスを含む表現になってしまうので、心から敬意を表している人に対して使うようにしましょう。
高説（こうせつ）の使い方
明日、学校に有名予備校の講師が来るのよね。
高説を賜ることができるなんて幸せだな。
具体的な解答テクニックも聞いてみたいわ。
そうだね。とても有意義な時間になる気がするよ。
高説（こうせつ）の例文
- 名人の高説をようやく聞くことができる。
- 将来計画についてご高説を拝聴したい。
- お茶をいただきながらご高説を拝聴しました。
- ご高説を承ろうと幾度となく欲しました。
- ご高説を拝聴したいとやってきた健太くんが、高説を垂れていった。
