苦戦の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
苦戦
【読み方】
くせん
【意味】
①相手が強く、不利な状況で苦しい戦いをすること。
②物事をなしとげるために苦しみながら努力すること。
それに、何かを成し遂げようとして、えらい苦労しながら頑張ってることも含まれるんやな。何事も、大変な時に頑張るって大事やな。
【語源・由来】
苦しい戦いの意。
【類義語】
苦闘
苦戦(くせん)の解説
「苦戦」という言葉は、いろんな場面で使われるけど、大きく分けて2つの意味があるんだよ。
まず、1つ目の意味は「相手が強く、不利な状況で苦しい戦いをすること」だよ。たとえばね、スポーツの試合で相手チームがすごく強かったり、テストで問題が難しくて解けないような時に使うんだ。例えば、「選挙で苦戦する」って言ったら、選挙で勝つのがとても大変で、勝つためにいっぱい努力しているという意味なんだよ。
2つ目の意味は「物事をなしとげるために苦しみながら努力すること」だよ。これは、何か目標や夢を叶えるために、たくさんの困難に直面しながらも一生懸命頑張ることを表しているんだ。たとえば、「信仰なくんば信仰を得るまで苦戦せよ」〈独歩・悪魔〉っていう言葉は、自分が信じるものを見つけるために、いろいろな困難に直面しながらも、その困難を乗り越えようと頑張るという意味なんだよ。
だから、「苦戦」という言葉は、何か大変なことに直面して、それを乗り越えようと立ち向かって頑張る様子を表しているんだね。
苦戦(くせん)の使い方
苦戦(くせん)の例文
- 百貨店業界は、インバウンドの低迷で苦戦している。
- このチームは、アウェイゲームになると苦戦するんだ。
- 片手でドアを開けようとして苦戦する。
- こんな所で苦戦していては、先が思いやられる。
- 猫が家の外に逃げると、捕まえるのに苦戦しそうだ。
苦戦の文学作品などの用例
「苦戦を強いられる」とは?
「苦戦」を用いた表現の一つに「苦戦を強いられる(くせんをしいられる)」があります。
「苦戦を強いられる」とは、相手が強く、不利な状況で苦しい戦いをさせられることをいいます。
これはスポーツの試合でも、仕事のプロジェクトでも使える表現で、相手が強いために自分が苦労することを表しているんだよ。
サッカーの試合で、相手チームが超強くて、こっちがゴールを守るのに必死って感じやろ。仕事でも、ライバル会社がすごい強敵で、こっちがいっぱいいっぱいで対抗するみたいな。なんか、想像するだけでハードやなぁ。
【例文】
- エースが怪我をして苦戦を強いられることになった。
- 昨シーズンは苦戦を強いられたが、逆転優勝することができてよかった。
- 予想外の苦戦を強いられ、結果は14位に終わった。
それから、何かを成し遂げるために、とても苦しみながらも一生懸命努力していることも「苦戦」と言うんだ。