「攻勢」の意味と使い方や例文！「攻勢に転じる」とは？（類義語・対義語）

【二字熟語】
攻勢

【読み方】
こうせい

【意味】
敵に対し積極的に攻撃をしかけること。また、その態勢

【語源・由来】
「攻」は「せめる。」
「勢」は「いきおい。さかんな力。」

【類義語】
優勢

【対義語】
守勢

攻勢（こうせい）の使い方

健太くん。そろそろ攻勢を仕掛けないと試合が終了してしまうわよ。

敵チームの疲れが見え始めているし、今がチャンスだよね。

一気に攻勢を仕掛けて勝利をつかみましょう。

絶対に勝つぞ。

攻勢（こうせい）の例文

1. その会社は、首都圏に出店攻勢をかけています。
2. 試合の終盤から攻勢に転じました。
3. いつまでも守りに徹していてはいけない、次のラウンドから攻勢に出よう。
4. 我が社はアメリカの企業による訴訟攻勢に備えなければいけません。
5. その社はマスコミの取材攻勢にあいました。

「攻勢に転じる」とは？

「攻勢」を用いた表現の一つに「攻勢に転じる（こうせいにてんじる）」があります。

「攻勢に転じる」とは、劣勢に立たされていた状態から、勢いを転じて攻撃に移ることをいいます。

【例文】

1. 選手交代を繰り返したが、なかなか攻勢に転じることができなかった。
2. 天運があったのか、勢いを盛り返し攻勢に転じました。
3. ライバルの動きが鈍くなり、攻勢に転じました。