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「算段」の意味と使い方や例文!「算段をつける」とは?(類義語)

【二字熟語】
算段

【読み方】
さんだん

【意味】
①苦心してよい方法や手段を考え出すこと。
②あれこれと工夫して、金銭の都合をつけること。工面 (くめん) 。

【語源・由来】
「算」は「もくろむ。はかる。見込み。」
「段」は「手だて。やりかた。」

【類義語】
計画、構想、工面、計算

算段(さんだん)の使い方

健太
僕が彼を抑えている間に、ともこちゃんにシュートしてもらう算段だったんだけどな。
ともこ
それを早く言ってよ。作戦が私に伝わっていないわよ。
健太
アイコンタクトしたんだけどな。
ともこ
私たちは、目と目で通じ合うほど親しくないわよ。

算段(さんだん)の例文

  1. 彼の中で、ビザの期限が切れた後の算段がついているようだ。
  2. そろそろ娘を嫁にやる算段をつけなくてはいけない。
  3. 息子に継がせる算段だったのに、どうしてこうなってしまったんだ。
  4. カプセルタワーは、カプセルを交換することで200年はもつ算段だった。
  5. 大きな契約を結ぶことができるに違いないという算段だったが狂ってしまった。

「算段をつける」とは?

算段」は、「算段をつける」という表現で使われます。

算段をつける」の「つける」とは、ある定まった状態をつくり出すという意味です。

算段をつける」とは、金銭の都合をつける、よい方法や手段を考え出すことをいいます。

【例文】
・逃げる算段をつけるまで時間稼ぎをしなくてはいけない。
・説明する機会をもつ算段をつける
・警察に捕まる前に、その金を海外の口座に送金する算段をつける

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