屈辱の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
屈辱
【読み方】
くつじょく
【意味】
屈服させられて恥ずかしい思いをさせられること。はずかしめられて、面目を失うこと。
自分のプライドとか、立場ががた落ちになるようなことをされてしまう、そんな感じやな。屈辱って、すごい悲しい気持ちになる言葉やね。
【語源・由来】
「屈」は「くじける。負けてしたがう。」
「辱」は「体面を傷つけ、くじけた気持ちにさせる。はずかしめ。はじ。」
【類義語】
恥、汚辱、忸怩、屈服
【対義語】
雪辱、名誉、栄誉、光栄
屈辱(くつじょく)の解説
「屈辱」という言葉はね、誰かに負けたり、恥ずかしい思いをさせられたりして、すごく悲しくて、悔しくて、恥ずかしい気持ちになることを言うんだよ。
例えば、学校でクラスのみんなの前で間違った答えを言ってしまって、みんなに笑われた時、その子は「屈辱に耐える」っていうことになるんだ。この「屈辱に耐える」という言葉は、恥ずかしい思いをしながらも、それを我慢して耐えるっていう意味があるんだよ。
また、「屈辱感」というのは、その恥ずかしさや悲しさ、悔しさを感じることを言うんだ。たとえば、友達に何か悪いことをされて、とても嫌な気持ちになった時、その子は「屈辱感」を感じているっていうことになるよ。
だから、「屈辱」という言葉は、自分が他の人によって恥ずかしい思いをさせられたり、自分の尊厳が傷つけられたりすることを表しているんだね。
屈辱(くつじょく)の使い方
屈辱(くつじょく)の例文
- 屈辱的な敗北を喫する。
- 今は屈辱に耐える。
- 海外で、差別と屈辱を受けた。
- 屈辱的な条件をのんだ。
- 屈辱的な仕打ちを受けたことを忘れない。
屈辱の文学作品などの用例
「屈辱」と「雪辱」の違いを解説
「屈辱」に似ている語に「雪辱(せつじょく)」があります。
「雪辱」は、
恥をすすぐこと。特に、競技などで負けたことのある相手を破って名誉を取り戻すこと。
という意味です。
「屈辱」 は、屈服させられて恥ずかしい思いをさせられることをいいます。
対して「雪辱」 は、試合など勝負に勝って、かつて負けたことで受けた「屈辱」をはらし、名誉を取り戻すことをいいます。
一方で、「雪辱」とは、過去に受けた屈辱や恥を晴らすことを意味しているんだ。例えば、以前に負けた相手に勝って、名誉を取り戻すことが「雪辱」なんだよ。
それに対して、「雪辱」ってのは、その恥を晴らすためにがんばって、見返すことやな。たとえば、サッカーで負けたけど、次の試合で勝って「これでどうや!」って感じやな。要するに、最初は恥ずかしいけど、それをバネにしてがんばるってことやな。
つまり、何かのせいで自分がとても恥ずかしい思いをすることや、尊厳を傷つけられることなんだね。