興味の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
興味
【読み方】
きょうみ
【意味】
①その物事が感じさせるおもむき。おもしろみ。興。
②ある対象に対する特別の関心。
③心理学で、ある対象を価値あるものとして、主観的に選択しようとする心的傾向。教育学では、学習の動機付けの一つ。
なるほどな、一つの言葉にもいろんな意味があるんやな、興味深いわ!
【語源・由来】
「興」は「起こりたつ感情。おもしろみ。」
「味」は「そのものに含まれる内容。おもむき。」
【類義語】
関心、好奇心
【対義語】
無関心
興味(きょうみ)の解説
「興味」という言葉には、いくつかの意味があるんだよ。
まず、1つ目の意味として、物事が感じさせる魅力や、興趣、面白さを指しているんだ。例えば、「人生の最も深き興味あり」〈高村・友の妻〉っていう文章は、人生っていうのが本当に深い意味で面白い、っていうことを言っているんだよ。
2つ目の意味では、特定のものや事象に対して私たちが持つ強い関心や注意を表しているよ。「興味がわく」や「興味を引く」などの表現は、新しいものや知らない情報、驚きの事実などに対する好奇心や関心を示しているんだ。また、「興味に満ちた表情」は、人が何か新しいことを知ったときや興奮しているときの顔を指しているよ。
3つ目の意味は、心理学や教育学で使われるもので、人があるものを価値があると感じ、それに対しての好奇心や関心をもち、選び取る傾向を指しているんだ。心理学では、人がある対象を重要だと感じるときや、それに価値を見いだすときの気持ちや考え方を表現するために使われているよ。教育学では、学ぶ動機の1つとして「興味」が非常に重要だとされているんだ。
だから、「興味」という言葉は、物事や事象に対する関心や興趣、面白さ、そして学びの動機としての価値を持っていることを表しているんだね。
興味(きょうみ)の使い方
興味(きょうみ)の例文
- 健太くんは、興味のある教科しか勉強しない。
- それは、非常に興味のある話でした。
- 興味本位で首を突っ込んではいけない。
- 園芸に興味を持ったともこちゃんは道具を買いそろえたが、それで満足してしまった。
- 興味のある記事を切り取ってスクラップブックに貼り付ける。
興味の文学作品などの用例
「興味津々」とは?
「興味」には、「興味津々(きょうみしんしん)」という四字熟語があります。
「興味津々」とは、「興味が尽きないさま。非常に引かれるさま。」という意味です。
何かに対して強く興味を持ち、そのことに夢中になっているさまを指す言葉だよ。
例えば、新しいおもちゃを見つけた子供が、目をキラキラさせてずっとそのおもちゃを触ってるような、そんな感じか!なんか新しいことや面白いことに出会った時に、ワクワクして止まらない感じを「興味津々」と言うんやな。
・興味索然(きょうみさくぜん)
【例文】
・ともこちゃんはその噂に興味津々なようだ。
・健太くんは、興味津々という表情をしていた。
・はじめてパンダを見る子供たちは、興味津々でくいいるように見続けていました。
3つ目は、心理学や教育学の文脈で使われることもある。これは、あるものを価値があると感じ、それに集中する心の動きや、学ぶ上でのモチベーションとしての興味を指すんだ。