供覧の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
供覧
【読み方】
きょうらん
【意味】
観覧に供すること。多くの人が見られるようにすること。
みんなに見せることができるようにするわけや。何かを公開する時や展示する時に使う言葉なんやな。
【語源・由来】
「供」は「そなえる。さし出す。」
「覧」は「みる。よくみる。広くながめる。」
【類義語】
博覧、展覧、展示、縦覧
供覧(きょうらん)の解説
「供覧」という言葉は、たくさんの人たちが見ることができるように何かを公開することを意味しているんだよ。
この言葉は、特に文化や芸術の分野でよく使われることが多い。例えば、美術館や博物館、図書館などの場所で、特定の物や資料を一般の人々に公開するときに用いられることが多いんだ。また、イベントや展示会でも、新しい作品や製品を人々に紹介し、見てもらうことを目的としたときにこの言葉を使うことがあるよ。
例えば、「供覧に付す」というのは、何かを公開して、人々がそれを見ることができる状態にする、ということを表しているんだ。具体的には、新しい展示物を設置したり、新しい資料を公開したりする際に使われる表現だね。
また、「作品を供覧する」というのは、アーティストや作家が自分の作品を公開し、多くの人に見てもらうために展示することを意味しているよ。映画や写真展、絵画の展示などでよく使われる表現だよ。
だから、「供覧」という言葉は、何かをたくさんの人々に提供して、それを見てもらうことを強調している言葉なんだね。
供覧(きょうらん)の使い方
供覧(きょうらん)の例文
- 作品を供覧に付す。
- それらの文章を供覧する。
- 報告書を部内で供覧できるようにしてあります。
- わかりやすく解説した展示を供覧することで、多くの人に真実を知ってもらいたい。
- ウェブサイトを通じて供覧及びデータ提供がされています。
「供覧」と「回覧」の違いを解説
「供覧」に似ている語に「回覧」があります。
「回覧」は「廻覧」とも書きます。
「回覧」は
①方々をめぐって見物すること。
②順々にまわし伝えて見ること。(例:資料を回覧する。)
という意味です。
「供覧」「回覧」ともに、多くの人がそれを見ることという意味は同じです。
会社で回されてきた書類に「供覧」と書いてあることも「回覧」と書いてあることもあります。
しかし、「供覧」は多くの人が見られるようにすることをいい、「回覧」は順番に回して見せることをいいます。「供覧」には順番にという意味がないという点が違います。
また、「供覧」は順番にという意味がないので、掲示板に貼られた掲示物に使うことができます。
それに対して、「回覧」の1つ目の意味は、様々な場所を巡って物を見ることで、2つ目の意味は、何かを順番に人から人へと回して見せることを指しているんだ。
そして、「回覧」は、ひとつは観光とかで色んなところを回って見ること。もうひとつは、近所の人にお知らせを渡して「これ、読んで次の家に持ってって」みたいに順々に回して見せることやね。わかったわかった、ちょっと似てるけど、使う場面がちゃうんやな。