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「未見」の意味と使い方や例文!「未見の我」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
未見

【読み方】
みけん

【意味】
まだ、見たり会ったりしたことがないこと。

【語源・由来】
「未」は「まだ…しない。」
「見」は「みる。目でみる。みえる。」

【類義語】
未知

【対義語】
発見

未見(みけん)の使い方

健太
今度の展覧会は、日本初公開の絵が多数あるんだって。
ともこ
未見の絵をたくさん見ることができるのね。
健太
きっと混雑するんだろうな。
ともこ
混雑は嫌だけど、見ないと後悔すると思うわ。

未見(みけん)の例文

  1. ここにいるのは、未見の人ばかりです。
  2. 未見の書がまだまだたくさんある。
  3. 行ったことがある土地よりも、未見の地の方が多い。
  4. 第一シリーズは見たのですが、第二シリーズは未見です。
  5. 評判はいいんだけど、僕の好みじゃなさそうだから未見なんだよ。

「未見の我」とは?

未見」を用いた有名な言葉に、「未見の我(われ)」があります。

未明の我」は、未だ出会ったことのない自分。試練を経て、成長した先にいる新たな自分。

という意味です。

幕末の武士、吉田松陰の
「未だ、見たことのなかった自分を目指しなさい。
心は熱く、一生に一度くらい、本気でやってみなさい。
必ず達成します。 運命を造りなさい。」

という言葉がもとになっています。

未見の我」(未だ見ぬ自分)を目指して本気で励むことで、ものごとを達成することができると説いています。

ぼんやり毎日を過ごしているだけでは「未見の我」に出会うことなく、一生を終えていきます。

未見の我」に出会うためには、物事に本気で取り組み、自分自身を深く見つめなおし、周囲から刺激を受けることが必要です。

物事に本気で取り組むことで、自分の中に眠っていた才能が目覚めます。その才能が「未見の我」です。

また、結果が成功でも失敗でも、本気で取り組むことで人は成長します。その成長した自分もまた未見の我」です。

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