「事前」の意味と使い方や例文！「直前」との違いは？（類義語・対義語）

【二字熟語】
事前

【読み方】
じぜん

【意味】
事の起こる前。事を行う前。

【語源・由来】
事の起こる前の意。

【類義語】
注意、準備、用心、想定外、前払い

【対義語】
事後、後ほど

事前（じぜん）の使い方

あの映画を見るのを楽しみにしていたのに。

何かあったの？

何気なくtwitterを見ていたら、映画の犯人をネタバレされたんだ。

インターネットが普及してから、事前にネタバレをされてしまうような不便さが生じたわよね。

事前（じぜん）の例文

1. 旅行の日程を事前にお知らせします。
2. 私たちの行き先を事前に知っていて、先回りしたようだ。
3. 事前に手を打ってある。
4. 事前に思っていたより困難な仕事だった。
5. 事前に把握しておく必要がある。

「事前」と「直前」の違いは？

「事前」に似ている語に「直前」があります。

「直前」は、
①物事の起こったり行われたりするすぐ前。
②すぐ前。目の前。

という意味です。

「事前」も「直前」も、ある事が起こる前という意味です。

しかし「直前」は、「試合直前」「車の直前を横切る」のように、時間的・空間的にすぐまえという意味です。

「事前」は、前もってという意味で、時間の定義はありませんが、一か月や一週間等、「直前」よりも前をいいます。