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「博愛」の意味と使い方や例文!「博愛主義」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
博愛

【読み方】
はくあい

【意味】
すべての人を平等に愛すること。

【語源・由来】
「博」は「広く行き渡る。広く諸事に通ずる。」
「愛」は「かわいがりいつくしむ。思いこがれる。いとおしいと思う気持ち。」

【類義語】
汎愛

【対義語】
偏愛

博愛(はくあい)の使い方

健太
人類が危機に陥ると、博愛の少女が現れるんだよね。
ともこ
ジャンヌ・ダルクとか?
健太
風の谷のナウシカとか。
ともこ
最近では、グレタ・トゥーンベリさんがいるわね。

博愛(はくあい)の例文

  1. キング牧師は、博愛の精神に基づいて、公民権運動を指導した。
  2. 健太くんの博愛的行動は、両親の全ての人に救いをという考えを受けついでのことである。
  3. ともこちゃんは、正義感と博愛の精神を持っている。
  4. 自分で自分を大事にできない人に、博愛精神は育たない。
  5. キリスト教は博愛精神を重んじている。

「博愛主義」とは?

博愛」を用いた語に「博愛主義」があります。

博愛主義」は、人種・国家・階級・宗教などの違いを越えて、人類は広く愛し合うべきであるとする主義のことをいいます。

【例文】

  1. 健太くんは博愛主義者なので、肌の色で人を判断しません。
  2. 博愛主義のともこちゃんは、多くの社会事業に貢献した。