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「喜色」の意味と使い方や例文!「喜色満面」とは?(類義語・対義語)

喜色の読み方・意味とは?(類義語・対義語)

意味

【二字熟語】
喜色

【読み方】
きしょく

【意味】
うれしそうな顔つき。よろこんでいるようす。

二字熟語の博士
「喜色」という言葉は、人がうれしそうな顔つきをしている、つまり、何かに喜んでいる様子を指しているんだよ。
助手ねこ
あー、それはつまり、「うれしそうな顔」や「嬉しがってる感じ」ってことやね。

何かいいことがあった時の、ほっぺたがぷっくりして目がキラキラしてるような顔や、その様子のことを表してるんやな。分かったで!

【語源・由来】
「喜」は「よろこぶ。よろこび。」
「色」は「感情の現れた顔の様子。顔いろ。」

【類義語】
笑顔

【対義語】
憂色

喜色(きしょく)の解説

カンタン!解説
解説

「喜色」という言葉は、うれしそうな顔や表情をしている状態や、とっても嬉しい様子を示す言葉なんだよ。

例えば、「喜色をあらわにする」っていうのは、その人がとても嬉しくて、その嬉しさが顔にはっきりと現れている、ということを表しているんだ。つまり、何か嬉しいことがあったときや、サプライズなプレゼントをもらった時などに、顔が明るくなって笑顔がこぼれるような状態を言うんだよね。

また、「顔が喜色に満ちて輝いた」は、その人の顔が嬉しさでいっぱいになって、その嬉しさがまるで顔全体を明るく照らしているかのように輝いている、ということを示しているんだ。たとえば、子供が初めて自転車に乗れたときや、友達に久しぶりに会った時、とても嬉しい出来事や感動的な瞬間など、その喜びが最高潮に達している時に、このような表現を使うことができるんだ。

だから、「喜色」という言葉は、うれしさや喜びが顔に出ていること、または心からの嬉しさや感動を表情や態度で示している様子を表しているんだね。

喜色(きしょく)の使い方

健太
ともこちゃん。喜色満面だね。
ともこ
試験に合格したの。
健太
それは良かったね。頑張ったもんね。
ともこ
しかも先生に褒められるし、両親には好きな物を買ってもらえることになったし、幸せの絶頂なの。

喜色(きしょく)の例文

例文
  1. 音楽の道に進むことを父に許され、健太くんは喜色満面だった。
  2. サプライズの誕生日のお祝いに、ともこちゃんは喜色満面だった。
  3. 普段は感情を表さない健太くんだが、優勝した時はさすがに喜色が見てとれた。
  4. 観客の歓声に、彼女は喜色を浮かべた。
  5. その話をすると、ともこちゃんは喜色を表した。

喜色の文学作品などの用例

  1. ・・・だ少年らしい無邪気の喜色に溢れて、頬を染め目を輝かして、如何にも・・・ 幸田露伴蘆声

  2. ・・・、伊馬君は、みるみる喜色を満面に湛え、ことによると、僕も食通かも・・・ 太宰治食通

  3. ・・・メロスも、満面に喜色を湛え、しばらくは、王とのあの約束をさえ忘れ・・・ 太宰治走れメロス

「喜色満面」とは?

喜色」を用いた表現の一つに「喜色満面(きしょくまんめん)」があります。

喜色満面」とは、うれしそうな表情が顔中に表れているさまをいいます。

」は、表情・ようす。「満面」は、顔全体という意味です。
二字熟語の博士
「喜色満面」という言葉は、人がとても嬉しいと感じている時、その喜びが顔全体に現れている状態を指すんだよ。
助手ねこ
ああ、それやったら、まるで大金当たった人が「やったー!」って顔してるみたいなんやな。

顔中に「めっちゃうれしい!」っていうのがモロに出てる感じか。うん、ピンときたで!

【類義語】
・得意満面(とくいまんめん)
・有頂天外(うちょうてんがい)
・歓天喜地(かんてんきち)

【例文】

  1. 祖父は、僕たち孫がいると喜色満面になる。
  2. サンタさんからの贈り物に、子供たちは喜色満面だった。