【二字熟語】
面倒
【読み方】
めんどう
【意味】
①手間がかかったり、解決が容易でなかったりして、わずらわしいこと。また、そのさま。
②世話。
③体裁がわるいこと。見苦しいこと。また、そのさま。
【語源・由来】
「目 (め) どうな」の音変化。「どうな」は、むだになることで、見るだけむだなものが原義。「な」が形容動詞連体形語尾の「な」のように意識され、「めどう」「めんどう」となり、「面倒」と当て字されるようになった。
【類義語】
面倒、厄介、煩雑、複雑
【対義語】
容易、易易、手軽、簡単
面倒(めんどう)の使い方
雨の日は何だかすべてが面倒になるね。
家の外に出るのも面倒ね。
傘を持たなくちゃいけないからかな。
かといってレインコートも面倒よね。あー、晴れないかな。
面倒(めんどう)の例文
- 面倒をかけて申し訳ない。
- 健太くんが面倒なことを言い出した。
- ひどく疲れて何をするのも面倒だ。
- ともこちゃんにはすっかり面倒をかけた。
- ご面倒をおかけしますが、この用紙にご記入のうえご返送ください。
「面倒見」とは?
「面倒」を用いた表現の一つに「面倒見(めんどうみ)」があります。
「面倒見」は、「面倒を見ること。あれこれと世話すること。」という意味です。
【例文】
- ともこちゃんは後輩の面倒見が良い。
- 健太くんは面倒見の良い男だ。