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「面倒」の意味と使い方や例文!「面倒見」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
面倒

【読み方】
めんどう

【意味】
①手間がかかったり、解決が容易でなかったりして、わずらわしいこと。また、そのさま。
②世話。
③体裁がわるいこと。見苦しいこと。また、そのさま。

【語源・由来】
「目 (め) どうな」の音変化。「どうな」は、むだになることで、見るだけむだなものが原義。「な」が形容動詞連体形語尾の「な」のように意識され、「めどう」「めんどう」となり、「面倒」と当て字されるようになった。

【類義語】
面倒、厄介、煩雑、複雑

【対義語】
容易、易易、手軽、簡単

面倒(めんどう)の使い方

健太
雨の日は何だかすべてが面倒になるね。
ともこ
家の外に出るのも面倒ね。
健太
傘を持たなくちゃいけないからかな。
ともこ
かといってレインコートも面倒よね。あー、晴れないかな。

面倒(めんどう)の例文

  1. 面倒をかけて申し訳ない。
  2. 健太くんが面倒なことを言い出した。
  3. ひどく疲れて何をするのも面倒だ。
  4. ともこちゃんにはすっかり面倒をかけた。
  5. 面倒をおかけしますが、この用紙にご記入のうえご返送ください。

「面倒見」とは?

面倒」を用いた表現の一つに「面倒見(めんどうみ)」があります。

面倒見」は、「面倒を見ること。あれこれと世話すること。」という意味です。

【例文】

  1. ともこちゃんは後輩の面倒見が良い。
  2. 健太くんは面倒見の良い男だ。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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