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「未熟」の意味と使い方や例文!「未成熟」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
未熟

【読み方】
みじゅく

【意味】
①果実・作物などがまだ十分に熟していないこと。また、そのさま。
②学問や技術などの経験・修練がまだ十分でないこと。また、そのさま。

【語源・由来】
「未」は「いまだ。いまだ…ず。まだ…しない。」
「熟」は「物事に十分なれる。」

【類義語】
幼い、幼稚

【対義語】
老練、熟練、円熟、老巧、成熟

未熟(みじゅく)の使い方

ともこ
健太くん。彼女が応援に来ているわよ。
健太
本当に?急に緊張してきたぞ。
ともこ
彼女が来たくらいで動揺するなんて未熟者ね。
健太
まだまだ修行が足りないなあ。

未熟(みじゅく)の例文

  1. 未熟児で生まれてきました。
  2. まだ未熟な腕前です。
  3. 健太くんの考え方は未熟だ。
  4. ともこちゃんは未熟で、プロの道は遠い。
  5. これを作った当時はまだ未熟だったんだ。

「未熟」と「未成熟」の違いは?

未熟」に似ている語に「未成熟(みせいじゅく)」があります。

未成熟」は、「穀物や果物が十分に実っていないこと。また、人間の体や心が十分に生育していないこと。機運が熟していないこと。」という意味です。

未熟」も「未成熟」も、「果実・作物などがまだ十分に熟していないこと。半人前。」という意味は同じです。

しかし、「未成熟」には、物事の時期がまだ適していないという意味がありますが、「未熟」にその意味はありません。

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