【二字熟語】
無策
【読み方】
むさく
【意味】
ほどこすべき手だてがないこと。
【語源・由来】
策が無いの意。
【類義語】
手をこまねく、考えなし
無策(むさく)の使い方
緊急事態に際して、政府は無策だったね。
地方の首長の方が決断力があったわね。
県民を守るために迅速に動く姿勢が評価されているよね。
政府にも国民を守ろうという姿勢が見られたらよかったのにね。
無策(むさく)の例文
- 何も思いつかず無策だったことを自嘲する。
- 無策で戦うとは無謀だと思っていたが、こういう裏があったのか。
- このままでは無策で交渉に挑むことになる。
- 無策のまま、無情にも時間だけが過ぎていった。
- 野党は与党の無策を批判した。
「無為無策」とは?
「無策」を用いた表現の一つに「無為無策(むいむさく)」があります。
「無為無策」とは、ほどこす手立ても持たず、何も対処しないことをいいます。
【類義語】
・無為無能(むいむのう)
【例文】
- 無為無策で彼らに挑むのは無謀だと思う。
- 政府の無為無策のせいで悲惨な結果になった。
- 感染症蔓延に対して無為無策であったわけではないが、思ったほど効果は得られなかった。