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「難詰」の意味と使い方や例文!「不注意を難詰する」とは?(類義語)

【二字熟語】
難詰

【読み方】
なんきつ

【意味】
手きびしく非難すること。きびしく問いつめること。

【語源・由来】
「難」は「非を責める。なじる。」
「詰」は「なじる。せめる。といつめる。」

【類義語】
非難

難詰(なんきつ)の使い方

ともこ
健太くん。何で花壇を荒らすの?どうして?大事にしていることを知っているでしょう?
健太
そんなに難詰しないで。話を聞いて。
ともこ
花壇を荒らしていい正当な理由なんてあるわけ無いわ。
健太
怪我をした小鳥が花壇に逃げ込んだんだ。助けるために、結果として花壇を踏み荒らすことになってしまっただけなんだよ。

難詰(なんきつ)の例文

  1. 健太くんのせいで事態が悪化したのだと、彼女は健太くんを難詰した。
  2. 納得がいかないので、責任者を呼んで難詰する。
  3. 健太くんが掃除当番を放棄して帰宅したことを難詰した。
  4. 健太くんに、面と向かってその非を難詰しようと思った。
  5. 新聞社に、その記事に関して社長の名で難詰文を送った。

「不注意を難詰する」とは?

難詰」を用いた表現の一つに「不注意を難詰する(ふちゅういをなんきつする)」があります。

不注意を難詰する」とは、注意が足りないことやうかつなことを手きびしく非難したり、きびしく問いつめることをいいます。

【例文】

  1. 不注意を難詰したら、そのバイトがやめてしまった。
  2. 虫の居所が悪かった彼は、健太くんの不注意を難詰した。
  3. 不注意を難詰されたともこちゃんは泣き出しました。