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「年配」の意味と使い方や例文!何歳から?失礼になる?(類義語・対義語)

【二字熟語】
年配

「年輩」とも書く。

【読み方】
ねんぱい

【意味】
①年齢のほど。としのころ。
②世間なれした年ごろ。中年以上の年ごろ。
③年齢が上であること。年上。

【語源・由来】
元々は、年輩。

【類義語】
高齢者、爺、老人

年配(ねんぱい)の使い方

ともこ
あの人、昔、アイドルだった人じゃないかしら。
健太
年配の人たちなら分かるかもね。
ともこ
年配の人たちが若かった頃、人気があったのよ。
健太
さすがアイドル。年配になってもきれいだね。

年配(ねんぱい)の例文

  1. 若い人が多いが、年配の人もいるようだ。
  2. 背筋が伸びて髪は黒く、一見若そうに見えたが、よく見るとかなりの年配だった。
  3. 一人は五十に手がとどくかと思われる年配の男で、一人は子供だった。(藤沢周平、秘太刀馬の骨)
  4. 年配者たちの顔色を窺いながら話す。
  5. 彼は僕より一回り以上年配だが、そんな感じはしない。

何歳から?失礼になる?

年配」には、「世間なれした年ごろ。中年以上の年ごろ。年齢が上であること。年上。」という意味があります。

中年」は、40歳から50代なかばぐらいまでをいうので、それ以上の年頃の人を「年配」と言い表します。

また、年上という意味で使う場合は、話し手の年齢によって変わるため、年齢の定義はありません。

年配」は、本来は失礼な言葉ではないのですが、若々しさに価値を認める時代であるため、「年配」と言われると失礼に感じる方がいる可能性は否めません。

なので、伝える相手の性格を考えて使うようにしましょう。

また「年配の方」よりも「ご年配の方」という丁寧な表現にした方が受け入れられやすいでしょう。

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