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「能率」の意味と使い方や例文!「能率が悪い」とは?(類義語)

【二字熟語】
能率

【読み方】
のうりつ

【意味】
①一定時間内にできる仕事の割合。仕事のはかどり方。
②物理学で、モーメントのこと。

【語源・由来】
「能」は「物事をなしうるだけの力がある。できる。」
「率」は「リツ わりあい。程度。」

【類義語】
効率

能率(のうりつ)の使い方

健太
能率をアップさせるにはどうすればいいのかな。
ともこ
集中力を高めるといいのよ。
健太
作業を始める前に瞑想をするとか?
ともこ
瞑想はいいわね。きっといつもより能率アップにつながると思うわ。

能率(のうりつ)の例文

  1. 前任者のやり方は能率が悪いので改めたい。
  2. 能率を上げることが最優先事項だ。
  3. 生産の能率は上昇してきています。
  4. 機械化することで能率を上げましたが、同時に人員削減が必要になりました。
  5. 原料逼迫は工業の能率を下げました。

「能率が悪い」とは?

能率」を用いた表現の一つ「能率が悪い(のうりつがわるい)」があります。

能率が悪い」とは、仕事のはかどり具合がよくないことをいいます。

【例文】

  1. 彼は仕事の能率が悪いせいで、時間外労働が多い。
  2. 能率が悪い人は、机のまわりが散らかっていることが多い。
  3. 四人同時に行動することは機動性が低下し能率が悪い
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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