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「男気」の意味と使い方や例文!「侠気」「漢気」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
男気

「侠気」とも書く。

【読み方】
おとこぎ

【意味】
弱い者が苦しんでいるのを見のがせない気性。男らしい気質。義侠心 (ぎきょうしん) 。

【語源・由来】
「男」は「おとこ。」
「気」は「心のはたらき。意識。性質。」

【類義語】
侠気(きょうき)、義侠

【対義語】
女気

男気(おとこぎ)の使い方

健太
まさか頑固な校長先生が許可してくれるとは思わなかったよ。
ともこ
健太くんの仲間を思う男気に感動したんですって。
健太
校長先生はちゃんと僕を見て、評価してくれたんだね。
ともこ
男気がある健太くんもかっこいいけど、校長先生もいい先生よね。

男気(おとこぎ)の例文

  1. 健太くんは男気に富んでいる。
  2. 男気を見せろ。
  3. 男気を出してがんばれ。
  4. 健太くんはなかなか男気のあるやつだった。
  5. 男気がある健太くんは、いじめを見過ごせなかった。

「男気」と「侠気」「漢気」の違いは?

男気」に似ている語に「侠気(きょうき)」「漢気(おとこぎ)」があります。

「男気」と「侠気」の違いは?

侠気」は、「弱い者を助けようとする気性。おとこぎ。」という意味です。

侠気」は「おとこぎ」とも読み、「」は、「おとこぎ。おとこだて。」という意味の漢字です。

」は、訓読みで「おとこだて。きゃん。」と読みます。

なので「男気」と「侠気」は、同じ意味で使います。

「男気」と「漢気」の違いは?

漢気」は、男らしい性格や考え方という意味です。

男気」も「漢気」も、男らしさをいいます。

しかし「男気」に、自分を犠牲にしても弱い者を助ける性質という意味がある点が「漢気」と違います。