【二字熟語】
楽観
【読み方】
らっかん
【意味】
①物事の先行きをよいほうに考えて心配しないこと。心配するほどの事態でもないとして気楽に考えること。
②すべての可能性を信じ、世の中や人生をよいものと考えること。
【語源・由来】
「楽」は「たやすい。」
「観」は「かんがえる。ものの見かた。考え方。」
【類義語】
希望
【対義語】
悲観、深刻、杞憂、苦悩、腐心
楽観(らっかん)の使い方
健太くん。試験の結果はどうだった?
何とかなるだろうと楽観視していたんだけど、だめだったよ。
勉強しないで良い成績をとることができると思っていたの?
そうなんだ。甘かったよ。
楽観(らっかん)の例文
- 事態を楽観視する。
- 楽観を許さない病状です。
- 楽観的な見方をしている。
- 楽観は禁物です。
- 健太くんは楽観主義者です。
「楽観視できない」とは?
「楽観」を使った表現に「楽観視できない」があります。
「楽観視できない」の「楽観視」は、
物事の先行きがよいほうに向かうとみなすこと。心配しなくてよいと考えること。(例:市場縮小はもはや楽観視できない。)
という意味です。
「楽観視できない」は、「よい方向に向かうと思えない、心配しなくてよいと考えることができない。」という意味です。