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「楽観」の意味と使い方や例文!「楽観視できない」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
楽観

【読み方】
らっかん

【意味】
①物事の先行きをよいほうに考えて心配しないこと。心配するほどの事態でもないとして気楽に考えること。
②すべての可能性を信じ、世の中や人生をよいものと考えること。

【語源・由来】
「楽」は「たやすい。」
「観」は「かんがえる。ものの見かた。考え方。」

【類義語】
希望

【対義語】
悲観、深刻、杞憂、苦悩、腐心

楽観(らっかん)の使い方

ともこ
健太くん。試験の結果はどうだった?
健太
何とかなるだろうと楽観視していたんだけど、だめだったよ。
ともこ
勉強しないで良い成績をとることができると思っていたの?
健太
そうなんだ。甘かったよ。

楽観(らっかん)の例文

  1. 事態を楽観視する。
  2. 楽観を許さない病状です。
  3. 楽観的な見方をしている。
  4. 楽観は禁物です。
  5. 健太くんは楽観主義者です。

「楽観視できない」とは?

楽観」を使った表現に「楽観視できない」があります。

楽観視できない」の「楽観視」は、

物事の先行きがよいほうに向かうとみなすこと。心配しなくてよいと考えること。(例:市場縮小はもはや楽観視できない。)

という意味です。

楽観視できない」は、「よい方向に向かうと思えない、心配しなくてよいと考えることができない。」という意味です。