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「乱用」の意味と使い方や例文!「濫用」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
乱用

「濫用」とも書く。

【読み方】
らんよう

【意味】
みだりに用いること。

【語源・由来】
「乱」は、「濫」と通用。一定の枠を外れたさまをいう。
「用」は「使う。もちいる。」

【類義語】
多用

【対義語】
節用

乱用(らんよう)の使い方

健太
薬物乱用者が若者に増えているんだって。
ともこ
乱用防止の策は無いのかしら。
健太
乱用の怖さを説いても、乱用するまで真の怖さは理解できないよね。
ともこ
しかも乱用してからじゃもう遅いのよね。

乱用(らんよう)の例文

  1. 不信任決議案は、市長の執行権の侵害および議員の立法権の乱用だと議会を非難した。
  2. 国会議員の腐敗や権力乱用が問題になった。
  3. 差別用語やそれに類する語は乱用してはならない。
  4. 警察の職権を使って不当に逮捕するのは職権乱用だ。
  5. また神父たちの示す信頼を乱用してはいけない。君の良心の許さないような報告をしてはならない。(ヘルマン・ヘッセ、ガラス玉演戯・上)

「乱用」と「濫用」の違いは?

乱用」は「濫用」とも書きます。

濫用」の「」は、「乱用」の「」と通用し、新聞では「乱用」と表記されます。

なので「乱用」も「濫用」も同じ意味です。