読み方で悩みやすい漢字の一つに、「礼拝」があります。
Q「礼拝」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか?
次の3択から選んでみて下さい。
礼拝の読み方
- 「れいはい」
- 「らいはい」
- 「れいはい」と「らいはい」両方とも
このページでは、悩みやすい「礼拝」の読み方や意味について詳しく解説していきます。
「礼拝」の読み方は、「れいはい」?「らいはい」?
礼拝の正しい読み方は、「れいはい」「らいはい」どちらなのでしょうか。どちらも聞いたことがあるかもしれませんね。
「礼」の音読みには「レイ」「ライ」があるので、どちらも読めそうです。
礼拝の読み方としては「れいはい」「らいはい」のどちらを使っても間違いではありません。つまり、どちらも正しい読み方ということになります。
正解は、③の「れいはい」と「らいはい」の両方です。
ただし、「れいはい」と読む場合と「らいはい」と読む場合では、使われる場面が違ってきます。広辞苑には「れいはい」と「らいはい」の両方の項目があり、それぞれに意味を解説しています。
「礼拝」の意味は、「れいはい」と「らいはい」で違う!
「礼」には「うやまう」「敬意をはらう」の意味があります。一方、「拝」には「おがむ」「おじぎをする」の意味があります。
礼拝(れいはい)の意味は「(現代では主に)キリスト教・イスラム教などで神を拝むこと」です。
一方、礼拝(らいはい)の意味は「神仏の前に低頭・合掌して恭敬の意を表すこと」「仏を拝むこと」です。
礼拝(れいはい)を用いた例文には「教会の日曜礼拝に参加する」「礼拝堂」があります。
また、礼拝(らいはい)を用いた例文には「葬儀で合唱礼拝をする」「礼拝堂」があります。
まとめ
- 礼拝の読み方は、「れいはい」「らいはい」のどちらも正しい。
- 礼拝(れいはい)は「(現代では主に)キリスト教・イスラム教などで神を拝むこと」を意味する。
- 礼拝(らいはい)は「神仏の前に低頭・合掌して恭敬の意を表すこと」「仏を拝むこと」を意味する。