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「歴然」の意味と使い方や例文!「歴然として」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
歴然

【読み方】
れきぜん

【意味】
次々と並ぶさま。また、ありありとしたさま、明白なさま。

【語源・由来】
「歴」は「はっきりと区別されるさま。」
「然」は「他の語に付けて状態を表す語。」

【類義語】
判然、一目瞭然、自明、瞭然、顕著、明白

【対義語】
漠然、ぼんやり

歴然(れきぜん)の使い方

ともこ
新しいカメラの性能はどうだった?
健太
初代と比べて、差は歴然としているよ。
ともこ
初代も高画質だったわよね。
健太
それを上回る高画質に、使い勝手の良さ。もう最高としか言いようがないね。

歴然(れきぜん)の例文

  1. 健太くんが犯人だという証拠は歴然としている。
  2. サボってきた健太くんと、努力を続けた彼には歴然とした差がある。
  3. この洗剤を使った後とその前では、汚れ具合の差は歴然
  4. 救急車よりも警察を呼ぶべきである殺人だということは歴然としていた。
  5. 二人並ぶと、体格差は歴然としてた。

「歴然として」とは?

歴然」は、「歴然として」という表現で使われることがあります。

歴然として」とは、明白としてという意味です。

【例文】

  1. 老いを感じるにはまだ早いとは思うのだが、肉体の衰えは歴然としている。(浅田次郎、姫椿)
  2. GoogleMapで見ただけでも、とても危険なルートだということが歴然としていた。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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