【二字熟語】
露呈
【読み方】
ろてい
【意味】
隠れているものを外にあらわしだすこと。また、あらわれでること。
【語源・由来】
「露」は「あらわす。さらけ出す。あらわになる。」という意味。「呈」は「しめす。あらわす。」という意味。このことから「露呈」は「あらわれでる」という意味。
【類義語】
発覚、暴露、摘発、ばれる、暴く、晒す
【対義語】
隠蔽、隠匿、秘匿
露呈(ろてい)の使い方
健太くん。アルバイトは辞めたの?
能力のないことが露呈して首になったんだよ。
それは残念だったわね。
自分に自信が無くなってしまったよ。
露呈(ろてい)の例文
- 技術の未熟さを露呈する。
- ともこちゃんの前で醜態を露呈してしまった。
- 矛盾が露呈しはじめた。
- 健太くんの発言は嘘であることが露呈した。
- 秘密というものはいつかは露呈するものです。
「露呈」と「露見」の違いは?
「露呈」に似ている言葉に「露見(ろけん)」があります。
「露見」は「露顕」とも書き、意味は「隠していたことがあらわれること。ばれること。」です。
「露呈」と「露見」は同じような意味ですが、
「露呈」は「隠れていた事があらわれる」こと
「露見」は「隠していた事があらわれる」こと
というニュアンスで少々異なります。
「露呈」は「悪事や秘密だけでなく、隠したかった性質などがあらわれる」
「露見」は「意図的な悪意ある隠し事がばれる」という違いがあります。
「露見」は「意図的な悪意ある隠し事がばれる」という違いがあります。