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「籠城」の意味と使い方や例文!「篭城」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
籠城

【読み方】
ろうじょう

【意味】
①城などの中にたてこもって敵を防ぐこと。
②家などにこもって外に出ないこと。

【語源・由来】
「籠」は「中に閉じこもる。」

【類義語】
蟄居

【対義語】
開城

籠城(ろうじょう)の使い方

ともこ
健太くん。いつまで押し入れに籠城する気?
健太
母さんが折れて謝るまでだよ。
ともこ
食料は何とかなるにしても、トイレは我慢できないでしょう?
健太
その事を忘れていたよ。トイレに籠城すればよかった。

籠城(ろうじょう)の例文

  1. 籠城して原稿を書く。
  2. 吹雪で山小屋に籠城する。
  3. 籠城して援軍を待つことにした。
  4. 犯人は人質を盾にして民家に籠城した。
  5. あの頃は、感染症が蔓延して家に籠城する人が多かった。

「籠城」と「篭城」の違いは?

籠城」と同じ読み方の語に「篭城」を見かけることがあります。

篭城」の「」は、「籠城」の「」の略字です。

正字としてみなされておらず、異体字です。

なので、辞書には「籠城」しか載っていません。また、一般的に「籠城」を使います。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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