【二字熟語】
老巧
【読み方】
ろうこう
【意味】
永く経験を積んで物事に巧みなこと。老練。
【語源・由来】
「老」は「おいる。ふける。年をとる。また、年をとった人。経験をつむ。」
「巧」は「てわざがうまい。たくみ。」
【類義語】
老成、老練
【対義語】
稚拙、未熟
老巧(ろうこう)の使い方
昨週、家に泥棒が入ったんだ。
大丈夫だったの?
老巧な警察官が来てくれて、すぐに泥棒を捕まえてくれたんだ。
その警察官すごいわね。
老巧(ろうこう)の例文
- 老巧なものでなければできない役割だと思う。
- 老巧な演技で観客を魅了した。
- 彼は老巧な弁護士で、裁判では負け知らずである。
- 庭の手入れは、老巧な植木屋にまかせている。
- 老巧な医師なので、安心して手術を任せられる。
「老巧」と「老練」の違いは?
「老巧」に似ている語に「老練」があります。
「老練」は「ろうれん」とよみます。
多くの経験を積み、なれて巧みなこと。老巧。
という意味です。
「老巧」と「老練」はほぼ同じ意味ですが、「老巧」が「永く経験を積む」ことを意味するのに対し、「老練」は「多くの経験を積む」という点が違います。