【二字熟語】
縷縷
【読み方】
るる
【意味】
①細かく絶えずに続くさま。
②こまごまと述べるさま。
【語源・由来】
「縷」は「細く、途切れずに続くさま。こまごまとしたさま。」
【類義語】
綿綿
縷縷(るる)の使い方
健太くんはよくしゃべるわね。
口から先に生まれてきたって言われるんだ。
縷縷綿綿としゃべって、人をうんざりさせることが多いでしょう。
言われたことはないけど、うんざりした顔をする人が多いね。なんでだろうね。
縷縷(るる)の例文
- ともこちゃんの目から縷縷として涙がこぼれ落ちた。
- 縷縷説明してみたが、相手にしてもらえなかった。
- 田中は翌朝時雄を訪うた。かれは大勢の既に定まったのを知らずに、己の事情の帰国に適せぬことを縷縷として説こうとした。(田山花袋、蒲団)
- 自分の身の不幸を縷縷訴えた。
- 被告が縷縷述べていたような主張は認められなかった。
「縷縷綿綿」とは?
「縷縷」を用いた表現の一つに「縷縷綿綿(るるめんめん)」があります。
「縷縷綿綿」とは、
①細長く続いてたえないようす。
②転じて、こまごまと話が長く続くようす。
という意味です。
【例文】
- 縷縷綿綿と思いのたけをつづった。
- 縷縷綿綿たる健太くんからのメールは、長すぎて読む気がしなかった。