姉妹サイト「ことわざ・慣用句の百科事典」はこちら

「精読」の意味と使い方や例文!「熟読」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
精読

【読み方】
せいどく

【意味】
細かいところまで、ていねいに読むこと。熟読。

【語源・由来】
「精」は「念入りでこまかい。くわしい。」
「読」は「よむ。よみとる。」

【類義語】
熟読、味読

【対義語】
速読、乱読、濫読

精読(せいどく)の使い方

健太
ともこちゃん。ある契約を交わしたんだけど、だまされたんだ。
ともこ
契約書を精読したの?
健太
だまされると思わなかったから、契約書はチラ見しただけだよ。
ともこ
契約書は精読しないと後悔することになるわよ。

精読(せいどく)の例文

  1. 精読する時間が取れず、流し読みをしました。
  2. 多くの本を読むことも大事だが、一冊の本を精読することも大事だ。
  3. この本は精読される価値があると思う。
  4. 台本を精読して、役への理解を深める。
  5. 毎月電車の時刻表を購入して、精読するのが趣味でした。

「精読」と「熟読」の違いは?

精読」に似ている語に「熟読(じゅくどく)」があります。

熟読」は、文章の意味をよく考えながらじっくり読むことという意味です。

精読」も「熟読」も、内容を考え、ていねいに読むことをいいます。

しかし「精読」は、内容をよく理解できるまで、一字一句注意して読むことをいいます。

その結果、よく読みこなすことができたことを「熟読」と表現します。