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「領袖」の意味と使い方や例文!「派閥の領袖」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
領袖

【読み方】
りょうしゅう

【意味】
人のかしらに立つ人。人を率いてその長となる人。おさ。かしら。

【語源・由来】
「晋書」魏舒伝より。えりとそでとは目に立つ部分であることから。

【類義語】
首領、首魁

【対義語】
手下、配下、部下、家来、従者、子分、郎党

領袖(りょうしゅう)の使い方

健太
領袖って大変だよね。
ともこ
健太くんは、空手部の領袖でしょう?部員がまとまらないの?
健太
そうなんだ。数百人を従えるレディースの領袖であるともこちゃんにコツを教えてもらいたよ。
ともこ
何それ?単なるうわさよ。上品な私がレディースのしかも領袖のわけがないじゃないの。

領袖(りょうしゅう)の例文

  1. 政党の領袖が凶弾に倒れた。
  2. 党内最大派閥の領袖として、次期総裁選の候補に挙がっている。
  3. 幅を利かせている派閥の領袖に取り入ろうとする輩は多い。
  4. 一派の領袖として老獪さが必要不可欠だ。
  5. この頃織田信長は、尾張南部の領袖だった。

「派閥の領袖」とは?

領袖」を用いた表現の一つに「派閥の領袖(はばつのりょうしゅう)」があります。

派閥の領袖」とは、ある集団内部で、出身や政党政派や特権な利益などを中心にして結びついた仲間を率いて長となる人という意味です。

【例文】

  1. 内閣改造後も、派閥の領袖の留任は決まっている。
  2. 派閥の領袖である大臣が首を縦に振らなかったことで、当時の首相は退陣に追い込まれた。