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「良質」の意味と使い方や例文!「上質」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
良質

【読み方】
りょうしつ

【意味】
質がすぐれていること。また、そのさま。

【語源・由来】
「良」は「質がよい。不純なところがない。すぐれている。」
「質」は「ものを成り立たせている中身。」

【類義語】
上等、上質

【対義語】
悪質、粗悪

良質(りょうしつ)の使い方

ともこ
日本のシルクは良質なんですって。
健太
外国産のシルクよりも柔らかくてかさ高性に富んでいて軽く、光沢も美しいって聞いたことがあるよ。
ともこ
しわになりにくいし、世界に誇るべき品質なのよ。
健太
なのに、今では養蚕業をやっている所が7件しかないんだよね。何とか残していきたいよね。

良質(りょうしつ)の例文

  1. 静岡県産の茶葉は良質で、香りや味の深みが違う。
  2. 良質な材料を使っているからといって、最高に美味しいものができるわけではない。
  3. 残りの時間は、病院ではなく家で家族と良質な時間を過ごしたい。
  4. 良質のワインなのにとてもリーズナブルですね。
  5. オレンジからは、良質のビタミンを摂取することができます。

「良質」と「上質」の違いは?

良質」に似ている語に「上質(じょうしつ)」があります。

上質」は、「品質が上等であること。また、そのさま。」という意味です。

良質」も「上質」も、品質、状態などがすぐれていることをいいます。

しかし「良質」には、何かに用いるのに適しているというニュアンスが含まれる点が「上質」と違います。