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「歳月」の意味と使い方や例文!「年月」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
歳月

【読み方】
さいげつ

【意味】
としつき。年月。

【語源・由来】
「歳」は「年月。」
「月」は「時間の単位。一年を一二分した期間。」

【類義語】
月日、歳月、年月

歳月(さいげつ)の使い方

健太
誹謗中傷の被害を訴えても、解決までに一年以上の歳月がかかって、弁護士費用も莫大になるんだって。
ともこ
被害者がすぐに救われない裁判のシステムはおかしいわよね。
健太
このままでは泣き寝入りする被害者が増えてしまうよね。
ともこ
加害者がのうのうとのさばって生きていく世の中につながるわ。変えていかないとだめよね。

歳月(さいげつ)の例文

  1. 気が付いたら、あれから十年の歳月が過ぎていました。
  2. 十五年という歳月を、人目を避けて息をひそめて暮らしてきました。
  3. この作品が完成するまでに八年の歳月を投入しました。
  4. 提案されてから実行されるまでに十年の歳月を要した。
  5. 新作の味はすべて、二年の歳月をかけて作り出されています。

「歳月」と「年月」の違いは?

歳月」に似ている語に「年月」があります。

年月」は、「ねんげつ」と読むと「年と月。歳月。」という意味で、「歳月」と同じ意味で使われます。

年月」を「としつき」と読むと、
①年と月。ねんげつ。
②長い歳月。つきひ。ねんげつ。
③年来。としごろ。副詞的にも用いる。

という意味で使われ、「ねんげつ」や「歳月」と同じ意味の他、「年来、としごろ」という副詞的な意味が加わります。

歳月」も「年月(ねんげつ、としつき)」も、ある一定の日数、時間の長さをいいます。
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