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「罪業」の意味と使い方や例文!「罪業消滅」とは?(類義語)

【二字熟語】
罪業

【読み方】
ざいごう

【意味】
悪い結果を生む行い。身・口・意の三業で作る罪。

【語源・由来】
「罪」は「悪いこと。あやまち。」
「業」は「報いを招く前世の行い。」

【類義語】
カルマ

罪業(ざいごう)の使い方

健太
最近運がわるいなあ。
ともこ
過去に重ねた罪業を償う時が来たんじゃないの。
健太
そんなに罪業を重ねたかなあ。
ともこ
無意識のうちにたくさん重ねてきたんだと思うわ。

罪業(ざいごう)の例文

  1. ちびが永久に去った後に三毛はこの世界に何事も起こらなかったかのように縁側の柱の下にしゃがんで気持ちよさそうに目をしょぼしょぼさせていた。それが罪業の深いわれわれ人間には妙にさびしいものに見えるのであった(寺田寅彦、子猫)
  2. 今までおかしてきた罪業を後悔している。
  3. どうすれば罪業を償うことができるのであろうか。
  4. 罪業が深い彼は地獄行き確定だろう。
  5. いまとなっては、きみにもおれらの所業と罪業がわかっただろう。(ダンテ、神曲)

「罪業消滅」とは?

罪業」を用いた表現の一つに「罪業消滅(ざいごうしょうめつ)」があります。

罪業消滅」とは、現世での罪深い行為も、仏道修行をすることで消し去ることができるということをいいます。

【例文】

  1. 座禅を組めば罪業消滅することができるかもしれない。
  2. 罪業消滅するために、山奥の寺で厳しい修行に堪えています。