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「融通」の意味と使い方や例文!「融通が利く」とは?(類義語)

【二字熟語】
融通

【読み方】
ゆうずう

現代仮名遣いでは「ゆうづう」も許容。

【意味】
①金銭などを都合して貸し借りすること。
②その場その場に応じて適切な処置を取ること。

【語源・由来】
「融」は「とおる。通じる。流通する。」
「通」は「とおる。とおす。つきぬける。」

【類義語】
順応、適応、対処、計らう

「融通が利く」とは?

融通」は「融通が利く」という形で使われることが多いです。

融通が利く」は

臨機応変にうまく処理できる。
②金銭などに余裕がある。金に不自由しないですむ。

という意味です。

【例文】

  1. 時間の融通が利く部署を選ぶ。
  2. 融通が利かない杓子定規なやつだ。
  3. 比較的融通が利く生活を送ることができる。

融通(ゆうずう)の使い方

ともこ
健太くん。予定を来週に変えてくれる?
健太
嫌だよ。
ともこ
何でよ。融通が利かない頑固者ね。
健太
ともこちゃんがわがままなんだよ。

融通(ゆうずう)の例文

  1. 資金を融通してもらう。
  2. 健太くんは融通が利かない人だ。
  3. 新しい職場は時間の融通が利く。
  4. 営業時間が過ぎていたが、融通を利かせてくれた。
  5. ともこちゃんは融通無碍に対処する。