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「散在」の意味と使い方や例文!「点在」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
散在

【読み方】
さんざい

【意味】
あちこちに散らばってあること。点在。

【語源・由来】
「散」は「四方にちらばる。ばらばらになる。ちらす。」
「在」は「そこにある。いる。」

【類義語】
偏在

【対義語】
密集

散在(さんざい)の使い方

健太
駅周辺に散在していたバス乗り場が一か所に集約されて便利になったね。
ともこ
行先によって乗り場が違っていて、今まで大変だったわよね。
健太
乗り場を間違えると、正しい乗り場に行くのに時間がかかって乗り遅れたりしたよね。
ともこ
どんどん便利になっていくわね。

散在(さんざい)の例文

  1. 川沿いに人家が散在しています。
  2. 日光浴をしている人が海岸に散在しています。
  3. 家の中に散在している文房具を一か所に集める。
  4. 密集を避けて散在してお弁当を食べる。
  5. 公園には、花見客が放置していったゴミが散在していました。

「散在」と「点在」の違いは?

散在」に似ている語に「点在(てんざい)」があります。

点在」とは、「あちこちに散らばって存在すること。散在。」という意味です。

散在」も「点在」も、数が少なく、一か所にまとまらない状態で存在することをいいます。

しかし「点在」は、「散在」よりもさらに数が少なく、さらに離れているニュアンスで使います。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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