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「神妙」の意味と使い方や例文!「神妙な面持ち」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
神妙

【読み方】
しんみょう

【意味】
①人知を超えた不思議なこと。霊妙。しんびょう。
②心がけや行いが立派ですぐれていること。けなげで感心なこと。また、そのさま。殊勝。しんびょう。
③ 態度がおとなしく、すなおなこと。また、そのさま。しんびょう。

【語源・由来】
「神」は「霊妙な心の働き。心。」
「妙」は「奥深く味がある。きわめて巧みである。」

【類義語】
殊勝、健気

【対義語】
傲岸、横柄

神妙(しんみょう)の使い方

ともこ
偉大な監督が亡くなったわね。
健太
選手たちが、神妙な面持ちでインタビューを受けていたよ。
ともこ
偉大な選手でもあった彼は、野球の神様に愛されていたわよね。
健太
選手やファンからも愛されていたよ。

神妙(しんみょう)の例文

  1. 神妙にして、縛に就けや!
  2. 茶々を入れることなく神妙に話を聞いた。
  3. 学生の興味を引いたのか、案外神妙に教授の話を聞いている。
  4. 反省しているようで、健太くんは神妙な顔で正座をしている。
  5. ともこちゃんは、警察の質問に神妙な面持ちで頷きました。

「神妙な面持ち」とは?

神妙」を用いた表現の一つに「神妙な面持ち」があります。

神妙な面持ち」とは、おとなしく素直な顔つきや表情という意味です。

【例文】

  1. いつもふざけている健太くんだったが、今日はいつになく神妙な面持ちで語り始めた。
  2. ニュースキャスターは神妙な面持ちで、その原稿を読んだ。
  3. 神妙な面持ちで背筋を伸ばして先生の話に耳を傾けた。