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「特異」の意味と使い方や例文!「特異な意見」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
特異

【読み方】
とくい

【意味】
①特別に他とちがっていること。また、そのさま。
②特にすぐれていること。また、そのさま。

【語源・由来】
「特」は「他と異なってそれ一つだけのさま。それだけ目立って著しいさま。」
「異」は「他と違っている。別の。ことなる。」

【類義語】
変、異常

【対義語】
通常、一般、普通、普遍、平凡

特異(とくい)の使い方

健太
僕の兄さんは、サヴァン症候群の特異能力があるんだよ。
ともこ
特異能力ってどういうの?
健太
記憶力がすごいんだ。カメラみたいに、一度見た物は忘れないんだ。
ともこ
それはすごいわね。本を読めば読むほど知識が増えていくのね。うらやましいわ。

特異(とくい)の例文

  1. マタタビのネペタラクトールという成分が猫を特異的に興奮させる。
  2. 健太くんは特異な嗅覚を持っているので、臭いで料理の材料が分かる。
  3. これは確かに北海道の住民の特異な気質となって現われているようだ。(有島武郎、北海道に就いての印象)
  4. メデューサは、見た物を石にするという特異な能力を持っている。
  5. この黒子を別にして、男の容貌にこれと云った特異な点はなかった。眼も鼻も口も全く人並であった。(夏目漱石、彼岸過迄)

「特異な意見」とは?

特異」を用いた語の一つに「特異な意見(とくいないけん)」があります。

特異な意見」とは、特別に他と違った意見をいいます。

【例文】

  1. SNSには特異な意見が多い。
  2. イエスマンだけではだめだ、特異な意見が必要だ。
  3. わざと特異な意見を言うことで炎上を狙う。