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「拙著」の意味と使い方や例文!「拙著ではございますが」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
拙著

【読み方】
せっちょ

【意味】
つたない著作。自分の著作をへりくだっていう語。

【語源・由来】
「拙」は「自分のことを謙遜していう語。」
「著」は「あらわす。書きあらわす。」

【類義語】
著作、自著

【対義語】
貴著、高著

拙著(せっちょ)の使い方

健太
ここに行ったことがあるよ。
ともこ
へえ。旅行で行ったの?
健太
拙著の取材で行ったんだよ。
ともこ
健太くん。本を書いたの?知らなかったわ。

拙著(せっちょ)の例文

  1. 拙著に対し、読者からさまざまな意見をいただきました。
  2. 拙著に詳細が書いてあるので、良かったら手に取ってみてください。
  3. 拙著が原作となった映画が、来年公開されることになりました。
  4. 拙著で伝えたかったことは、まさにこれなんですよ。
  5. 僕の拙著なんてたかだか発行部数10万部、貴著にはかないませんよ。

「拙著ではございますが」とは?

拙著」を用いた表現の一つに「拙著ではございますが」があります。

拙著ではございますが」とは、自分の著作に対して使う表現です。

拙著ではございますが、楽しくお読みいたたければ幸いです」のように使われ、つたない著作ですがという意味で、自分の著作を謙遜していう言葉です。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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