【二字熟語】
拙著
【読み方】
せっちょ
【意味】
つたない著作。自分の著作をへりくだっていう語。
【語源・由来】
「拙」は「自分のことを謙遜していう語。」
「著」は「あらわす。書きあらわす。」
【類義語】
著作、自著
【対義語】
貴著、高著
拙著(せっちょ)の使い方
ここに行ったことがあるよ。
へえ。旅行で行ったの?
拙著の取材で行ったんだよ。
健太くん。本を書いたの?知らなかったわ。
拙著(せっちょ)の例文
- 拙著に対し、読者からさまざまな意見をいただきました。
- 拙著に詳細が書いてあるので、良かったら手に取ってみてください。
- 拙著が原作となった映画が、来年公開されることになりました。
- 拙著で伝えたかったことは、まさにこれなんですよ。
- 僕の拙著なんてたかだか発行部数10万部、貴著にはかないませんよ。
「拙著ではございますが」とは?
「拙著」を用いた表現の一つに「拙著ではございますが」があります。
「拙著ではございますが」とは、自分の著作に対して使う表現です。
「拙著ではございますが、楽しくお読みいたたければ幸いです」のように使われ、つたない著作ですがという意味で、自分の著作を謙遜していう言葉です。