【二字熟語】
盛大
【読み方】
せいだい
【意味】
集会などが、きわめて盛んなこと。りっぱで大規模なこと。また、そのさま。
【語源・由来】
「盛」は「力や勢いがさかん。さかえる。」
「大」は「形・数量・規模などがおおきい。」
【類義語】
盛、旺盛
【対義語】
貧弱、ささやか、こぢんまり
盛大(せいだい)の使い方
空手の試合で優勝おめでとう。
ありがとう。昨日は、盛大な祝勝会を開いてもらったんだ。
よかったわね。
次は連覇を目指すよ。
盛大(せいだい)の例文
- これはめでたい盛大に祝おう。
- 盛大な拍手でお出迎えください。
- 盛大に式典を執り行う。
- 盛大なパーティーが催された。
- 今年の花火大会は、2年ぶりの開催ということもあって盛大だった。
「盛大に間違える」は誤用?
「盛大」を用いた語に「盛大に間違える」という表現があります。
「盛大に間違える」は、誰の目にもわかるくらいに大きくしくじることをいいます。
多くの人が注目している場面や、絶対に間違えてはいけないような重要な場面で、大きくしくじることをいいます。
この「盛大に間違える」という表現は、「盛大」が、「りっぱで大規模」という意味であることから、「りっぱで大規模に間違える」というのは誤用ではないかといわれることがあります。
「間違える」は、悪い意味で使われ、りっぱといえるものではありません。「盛大」は良い意味で使われる語であるため、「盛大に間違える」は誤用といえます。
しかし、インターネット上では「盛大に間違える」はスラングの一つとして認められており、皮肉の表現として使われています。