【二字熟語】
精読
【読み方】
せいどく
【意味】
細かいところまで、ていねいに読むこと。熟読。
【語源・由来】
「精」は「念入りでこまかい。くわしい。」
「読」は「よむ。よみとる。」
【類義語】
熟読、味読
【対義語】
速読、乱読、濫読
精読(せいどく)の使い方
ともこちゃん。ある契約を交わしたんだけど、だまされたんだ。
契約書を精読したの?
だまされると思わなかったから、契約書はチラ見しただけだよ。
契約書は精読しないと後悔することになるわよ。
精読(せいどく)の例文
- 精読する時間が取れず、流し読みをしました。
- 多くの本を読むことも大事だが、一冊の本を精読することも大事だ。
- この本は精読される価値があると思う。
- 台本を精読して、役への理解を深める。
- 毎月電車の時刻表を購入して、精読するのが趣味でした。
「精読」と「熟読」の違いは?
「精読」に似ている語に「熟読(じゅくどく)」があります。
「熟読」は、文章の意味をよく考えながらじっくり読むことという意味です。
「精読」も「熟読」も、内容を考え、ていねいに読むことをいいます。
しかし「精読」は、内容をよく理解できるまで、一字一句注意して読むことをいいます。
その結果、よく読みこなすことができたことを「熟読」と表現します。