【二字熟語】
凄艶
「凄腕」とも書く。
【読み方】
せいえん
【意味】
ぞっとするほどなまめかしいさま。
【語源・由来】
「凄」は「すさまじい。すごい。
「艶」は「なまめかしい。あでやかで美しい。いろつやがある。」
【類義語】
妖艶
凄艶(せいえん)の使い方
ともこちゃんのお姉さんは美しいね。まさに凄艶だ。
実の妹の目から見ても凄艶よね。
もてるんだろうね。
外見が凄艶だから、だれも近寄ってこないのよ。
凄艶(せいえん)の例文
- ともこちゃんは、凄艶な顔立ちをしている。
- 元々凄艶な顔立ちだが、化粧をして凄艶を極めている。
- 涙を流すともこちゃんは、凄艶な美しさに輝いている。
- 一挙手一投足に独特の凄艶さがある。
- 潤んだ目で僕を見上げるともこちゃんは凄艶だ。
「凄艶」と「艶美」の違いは?
「凄艶」に似ている語に「艶美(えんび)」があります。
「艶美」は、「あでやかで美しいこと。つややかでなまめかしいこと。また、そのさま。艶麗。婉艶 (えんえん) 。」という意味です。
「凄艶」も「艶美」も、なまめかしいことをいいます。
しかし「凄艶」は、ぞっとするほどという意味があり、「艶美」よりもなまめかしいことをいう点が違います。