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「善悪」の意味と使い方や例文!「是非善悪」とは?(類義語)

【二字熟語】
善悪

【読み方】
ぜんあく

【意味】
善と悪。よいことと悪いこと。また、善人と悪人。

【語源・由来】
善と悪の意。

【類義語】
良否

善悪(ぜんあく)の使い方

健太
善悪やモラルって人それぞれだよね。
ともこ
生まれ育った環境でずれが生じるわよね。
健太
自分が正しいと思っていることが間違いだったりするから、他人に意見するって難しいことだよね。
ともこ
みんなその事を深く認識したうえでSNSでコメントするべきよね。

善悪(ぜんあく)の例文

  1. 人間世界の善悪が、善悪の外に立つ神の世界の恋に影響のしようがない。(正岡子規、恋)
  2. 僕は今このことについて善悪を議論せんとするものでない。(新渡戸稲造、自警録)
  3. 実を云うとその善悪などはむしろどうでも好いとまで思っている。(夏目漱石、思い出す事など)
  4. まだ善悪のつかない子供がやったことだと許すわけにはいかない。
  5. もう大人なんだから、事の善悪を弁えて行動した方が良い。

「是非善悪」とは?

善悪」を用いた表現の一つに「是非善悪(ぜひぜんあく)」があります。

是非善悪」とは、「道理に合うことと合わないこと。物事のよいことと悪いこと。」という意味です。

【類義語】
・曲直正邪(きょくちょくせいじゃ)
・曲直是非(きょくちょくぜひ)
・正邪曲直(せいじゃきょくちょく)
・正邪善悪(せいじゃぜんあく)
・是非曲直(ぜひきょくちょく)
・是非正邪(ぜひせいじゃ)
・善悪邪正(ぜんあくじゃせい)
・善悪正邪(ぜんあくせいじゃ)
・善悪美醜(ぜんあくびしゅう)
・理非曲直(りひきょくちょく)
【例文】

  1. 是非善悪はとにかくとして、ちょッと痛快なエネルギーを感じさせられる。(坂口安吾、街はふるさと)
  2. 戦争そのものの是非善悪の論は別にして、歴史的事実を正確に記録として残すのが、われわれ現代人の義務です。
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