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「先陣」の意味と使い方や例文!「先陣を切る」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
先陣

【読み方】
せんじん

【意味】
①本陣の前方に配置した陣。さきぞなえ。
②一番乗り。さきがけ。物事を最初にすること。

【語源・由来】
「先」は「時間的に早い方。ある時点より前。また、最初。」
「陣」は「戦うときの備え。じんだて。軍隊の配置。」

【類義語】
先発、前衛、先頭

【対義語】
後陣

先陣(せんじん)の使い方

ともこ
政府が、外で話さないならばマスクを外していいって言っているらしいわよ。
健太
先陣を切ってマスク無しで歩く勇気はないよ。
ともこ
日本は横並び社会だもんね。
健太
まあ、夏になればみんな一斉に外すと思うよ。

先陣(せんじん)の例文

  1. 5社は新しいゲーム機の開発で、先陣争いを演じた。
  2. コカ・コーラ社は、先陣を切って商品の値上げを発表しました。
  3. 下級生のやる気につながるように、3年生が先陣を切って頑張っていきたいと思います。
  4. 経営トップが、先陣を切って業界内の対立をあおるのは問題だ。
  5. 先陣を切って走りこんでいった数騎が、無惨な死を遂げた。

「先陣を切る」とは?

先陣」を用いた表現の一つに「先陣を切る」があります。

先陣を切る」とは、「一番乗りで行うこと。最初に切り込んで他の者を後に続かせること。」という意味です。

【例文】

  1. 業界の先陣を切って電気自動車を発売した。
  2. 健太くんは仲間の中で、SNSの先陣を切った。
  3. レースの序盤で出場した選手の先陣を切ったのは彼だった。