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「絶縁」の意味と使い方や例文!「破門」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
絶縁

【読み方】
ぜつえん

【意味】
①関係を絶つこと。縁を絶ち切ること。
②導体の間に絶縁体を入れて、電気や熱の伝導を絶つこと。

【語源・由来】
「絶」は「たつ。うちきる。やめる。」
「縁」は「物事のつながり。かかわりあい。ゆかり。」

【類義語】
疎遠、絶交、決裂

【対義語】
結縁、感電

絶縁(ぜつえん)の使い方

ともこ
健太くんは、将来どんな風になりたいの?
健太
世間と絶縁して生きていきたいな。
ともこ
世間と絶縁するってことは、インターネットも使っちゃダメなのよ。
健太
そうなの?じゃあ、完全な絶縁は無理だな。

絶縁(ぜつえん)の例文

  1. 健太くんとは絶縁状態にあります。
  2. 息子と絶縁する。
  3. ともこちゃんに絶縁状を送る。
  4. 絶縁テープで熱伝導を遮断する。
  5. 磁器は、絶縁材料に使われることがあります。

「絶縁」と「破門」の違いは?

絶縁」に似ている語に「破門(はもん)」があります。

破門」は
①師弟の関係を絶って門下から除くこと。
②信徒としての資格を剝奪 (はくだつ) し、教会・宗門から除名・追放すること。

という意味です。

破門」も「絶縁」も、関係を絶つことをいいます。

しかし、「絶縁」は、完全に縁を絶ち切ることをいいますが、「破門」には復縁の可能性がある点が違います。

また、「絶縁」には導体の間に絶縁体を入れて、電気や熱の伝導を絶つことという意味がありますが、「破門」にその意味はありません。

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