【二字熟語】
穿鑿
【読み方】
せんさく
【意味】
①穴をうがち掘ること。
②細かなところまで根ほり葉ほりたずねること。また、むやみに憶測してとやかく言うこと。
③綿密にどこまでも調査すること。
④事の次第。なりゆき。
【語源・由来】
「穿」は「穴をあけて通す。うがつ。」
「鑿」は「穴を掘る。うがつ。」
【類義語】
詮索
穿鑿(せんさく)の使い方
ともこちゃん。何してるの?あっ。今何か隠したよね。
余計な穿鑿はしない方がいいわよ。
知ってしまうと危険な事?
そうよ。知らない方が良いことって世の中にはたくさんあるのよ。
穿鑿(せんさく)の例文
- ともこちゃんは、本当に穿鑿好きな困ったちゃんだなあ。
- 余計な穿鑿をするのはやめてほしい。
- 週刊誌の記者は、他人の生活をあれこれ穿鑿するのが仕事です。
- 僕の過去を穿鑿されると困るんだ。
- 健太くんは、重要参考人として穿鑿所で取り調べを受けています。
「穿鑿」と「詮索」の違いは?
「穿鑿」と同じ読み方の語に「詮索」があります。
「詮索」は、細かい点まで調べ求めること。たずねさがすことをいいます。
「穿鑿」も「詮索」も、細かい点まで調べ求めることをいいます。
しかし「詮索」には、穴を開けるという意味がない点が違います。