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台詞の読み方!「せりふ」と「だいし」正しいのは?

読み方で悩みやすい漢字の一つに、「台詞」があります。

問題

Q「台詞」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか?

次の3択から選んでみて下さい。

台詞の読み方
  1. 「せりふ」
  2. 「だいし」
  3. 「せりふ」と「だいし」両方とも

 

このページでは、悩みやすい「台詞」の読み方や意味について詳しく解説していきます。

「台詞」の読み方は、「せりふ」?「だいし」?

読み方

 

台詞の正しい読み方は、「せりふ」「だいし」どちらなのでしょうか。実際に読もうとすると難しいと感じる熟語かもしれませんね。

「台」の音読みには「ダイ」「タイ」があり、「詞」の音読みには「シ」、訓読みには「ことば」があります。

台詞の読み方は「せりふ」「だいし」のどちらを使っても間違いではありません。つまり、どちらも正しい読み方ということになります。

正解は、③の「せりふ」と「だいし」の両方です。

広辞苑には「せりふ」「だいし」の両方の項目がありますが、「だいし」の項目からは「せりふ」の項目へと導かれます。一般的には「せりふ」と読むことのほうが多い熟語です。

「せりふ」の読み方は「競り言ふ(せりいふ)」もしくは「世流布(せるふ)」から変化したものとされ、中国語から「台詞」や「科白」の漢字が当てられたと考えられています。

「台詞」の意味

意味

台詞の意味は「芝居で劇中の人物として話す言葉」「きまり文句」です。

「台」には「人が上がったりするもの」などの意味があります。一方、「詞」には「ことば」の意味があります。

台詞を用いた例文には「芝居の台詞を覚える」があります。

まとめ

まとめ
  • 台詞の読み方は、「せりふ」「だいし」のどちらも正しい。
  • 台詞は「芝居で劇中の人物として話す言葉」を意味する。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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