読み方で悩みやすい漢字の一つに、「台詞」があります。
Q「台詞」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか?
次の3択から選んでみて下さい。
台詞の読み方
- 「せりふ」
- 「だいし」
- 「せりふ」と「だいし」両方とも
このページでは、悩みやすい「台詞」の読み方や意味について詳しく解説していきます。
「台詞」の読み方は、「せりふ」?「だいし」?
台詞の正しい読み方は、「せりふ」「だいし」どちらなのでしょうか。実際に読もうとすると難しいと感じる熟語かもしれませんね。
「台」の音読みには「ダイ」「タイ」があり、「詞」の音読みには「シ」、訓読みには「ことば」があります。
台詞の読み方は「せりふ」「だいし」のどちらを使っても間違いではありません。つまり、どちらも正しい読み方ということになります。
正解は、③の「せりふ」と「だいし」の両方です。
広辞苑には「せりふ」「だいし」の両方の項目がありますが、「だいし」の項目からは「せりふ」の項目へと導かれます。一般的には「せりふ」と読むことのほうが多い熟語です。
「せりふ」の読み方は「競り言ふ(せりいふ)」もしくは「世流布(せるふ)」から変化したものとされ、中国語から「台詞」や「科白」の漢字が当てられたと考えられています。
「台詞」の意味
台詞の意味は「芝居で劇中の人物として話す言葉」「きまり文句」です。
「台」には「人が上がったりするもの」などの意味があります。一方、「詞」には「ことば」の意味があります。
台詞を用いた例文には「芝居の台詞を覚える」があります。
まとめ
- 台詞の読み方は、「せりふ」「だいし」のどちらも正しい。
- 台詞は「芝居で劇中の人物として話す言葉」を意味する。