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「拙作」の意味と使い方や例文!謙遜語なの?(類義語・対義語)

【二字熟語】
拙作

【読み方】
せっさく

【意味】
①出来栄えのまずい作品。
②自分の作品をへりくだっていう語。

【語源・由来】
「拙」は「つたない。まずいこと。」
「作」は「こしらえた物。作品。」

【類義語】
お手製、自前、愚作、凡作、駄作

【対義語】
傑作、妙策

拙作(せっさく)の使い方

健太
この小説は、拙作だけど愛はこもっているよ。
ともこ
へえ。健太くんが書いた愛がこもった小説を読んでみるわ。
健太
どう?愛が伝わった?
ともこ
昆虫への愛がひしひしと伝わってきたわ。

拙作(せっさく)の例文

  1. 拙作ながら、私もコンクールに応募させていただきました。
  2. 拙作は、イギリスが舞台であることが多いです。
  3. 拙作への甚大なる御助力をいただけたことに、深く感謝いたします。
  4. 拙作に素敵なイラストで彩りを与えてくれました。
  5. 拙作がいくらかでも感銘を与え得たならば、こんな嬉しいことはない。

謙遜語なの?

拙作」は、自分の作品の謙遜語で、下手な作品という意味です。

拙作」の「」に「つまらない。まずいこと。」という意味があり、「拙作」には、出来栄えのまずい作品という意味もあります。

しかし、近年では、自分の作品を指す謙遜語として使うことが多いです。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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