【二字熟語】
節度
【読み方】
せつど
【意味】
①行き過ぎのない適当な程度。ほどあい。
②指図。指令。下知 (げち) 。
③天皇が将軍に出征を命じたとき、そのしるしとして賜る太刀・旗・鈴など。
【語源・由来】
「節」は「言動にけじめをつけてはみ出ないこと。」
「度」は「程合い。」
【類義語】
適度、頃合、程々
【対義語】
超過、オーバー、行き過ぎ、過度
節度(せつど)の使い方
新築の我が家へどうぞ。
あら素敵。節度をわきまえた内装で良いわね。
金に物を言わせたような内装は疲れてしまうからね。
毎日楽しく過ごせそうないい家ね。
節度(せつど)の例文
- 節度のある行動を期待します。
- 彼は、一度失敗をしてから、節度のある飲み方をするようになりました。
- 節度のある生活をする。
- 何事にも節度ってものが大切だと思う。
- 自由にしていいと言われても、一定の節度は守るべきだ。
「節度をわきまえる」とは?
「節度」を用いた表現に「節度をわきまえる」があります。
「節度をわきまえる」の「わきまえる(弁える)」は、
①物事の違いを見分ける。弁別する。区別する。
②物事の道理をよく知っている。心得ている。
③つぐなう。弁償する。
という意味です。
「節度をわきまえる」は、行き過ぎないよう心得るという意味です。
「大人としての節度をわきまえる。」というように使います。